私たち星野商店は、地域に根ざした生地問屋として、これまで多くのお客様とともに歩んでまいりました。
この度、当社は持続可能な社会の実現を目指すSDGs(持続可能な開発目標)に賛同し、事業を通じてその目標に貢献していく決意を新たにいたしました。

生地問屋としての責任と未来への挑戦
私たち星野商店は、⾧年にわたり高品質な生地をお届けすることに誇りを持ってきました。
しかし、製造過程でどうしても避けられない規格外品や加工ミスによる不良の原反、廃番品、⾧期滞留在庫が発生します。これらは、使い方によっては全く問題がなくとも、そのままでは市場に出すことが難しく、廃棄される運命にあります。
この現状に直面し、私たちは「生地の無駄を減らし、環境に貢献する」という新たな使命を胸に、規格外品や加工ミスによる不良の原反、廃番品、⾧期滞留在庫の生地を有効活用する総合サイトを立ち上げる決意をしました。
現代社会では、サステナビリティ(持続可能性)が重要なテーマとなっています。持続可能な開発目標(SDGs)の一環として、資源の有効利用と廃棄物の削減は急務です。生地の廃棄は、単に資源の無駄遣いであるだけでなく、環境に重大な影響を及ぼします。廃棄方法によっては、埋立地の増加、焼却による温室効果ガスの排出など、地球にとって大きな負担となります。
私たちは、この問題を解決するための一助となるべく、規格外品や加工ミスによる不良の原反、廃番品、⾧期滞留在庫の生地に新たな価値を見出し、それを必要とする方々に提供することで、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。
このサイトは、新たな価値を創造する場です。縫製業者様だけでなく、様々な方々に私たちが提供する生地を使って新しい価値を生み出し、それがまた次の世代へと引き継がれる。こうした循環を通じて、無駄をなくし、創造的な可能性を広げ、またそれにより業界そのものの発展へと繋がることができると確信しています。
私たち星野商店は、環境保護と持続可能な社会の実現に向けて、皆様と共に歩んでいきたいと願っています。このサイトを通じて、多くの方々に賛同していただき、規格外品や加工ミスによる不良の原反、廃番品、⾧期滞留在庫の生地が持つ新たな可能性を広げていくことが、業界の発展、認知へと繋がります。それが私たちの使命の1つであると考えます。
共に、より良い未来を築き上げましょう。
株式会社星野商店 代表取締役 社⾧加藤敏久
2025年3月
私たちの取り組み

目標8 働きがいも経済成長も
私たちの取り組みは、労働環境の改善と地域社会の持続可能な経済成⾧に寄与しています。規格外の膜材料を活用し、新たなビジネスチャンスを創出する事で、膜材の可能性を再発見し、地域経済に活力をもたらしています。

目標12 つくる責任、つかう責任
製品をつくる過程で生まれる不良品や規格外商品を再利用する事で、廃棄物を削減し、資源の浪費を防ぎます。限りある資源を大切に活用し、持続可能な消費と生産へのコミットメントを実践しています。

目標13 気候変動に具体的な対策を
廃棄物を削減する事で、廃棄に伴うCO2排出を抑制し、気候変動への対策を積極的に進めています。お客様が当社の製品を選ぶことにより、気候変動対策への共同の取り組みに参加していただけます。

目標17 パートナーシップで目標を達成しよう
私たちは、仕入先メーカーや販売先様との協力を通じて、サステナブルな供給網を構築し、SDGsの目標達成に向けて共に取り組んでいます。協力企業様との連携を深め、持続可能な未来を共に想像する為の取り組みをを強化しています。